中秋の名月って何?
本日は中秋の名月だそうです。
言葉は知っているけど、
- 特別な呼び名がついている理由
- お月見をする理由
って知っていますか?
簡単にまとめてみましたので、お時間がある方は読んでみてください!
中秋の名月とは、旧暦8月15日の十五夜にお月見をする風習
中秋の名月を知るために、”中秋” について説明します。
中秋とは?
結論から言うと、
旧暦8月15日ことを "中秋" と言います。
旧暦(太陰暦)についてご存じでしょうか?
太陰暦とは、月の満ち欠けで1か月を定めるこよみのことです。
太陰暦では3か月ごとに、春夏秋冬と区切っており、7, 8, 9月を秋と定めています。
太陰暦の1か月は満ち欠け(約29.5日)によって定められていました。
そのため、太陰暦では29日または30日で1か月となります。
以上のことから、旧暦8月15日は秋の真ん中、 "中秋" と呼ばれるそうです。
必ずしも中秋の名月が満月では無い!
太陰暦の8月15日が必ずしも満月ではありません。
原因は、前述した通り、月の満ち欠けが約29.5日で一巡することに由来します。
そのため、若干のずれが生じてしまうようです。
現に、今年は10/2の早朝に満月になるそうです。
目で見る分には殆ど違いが分からないですし、決まった日付にした方が昔の人も扱いやすいので8月15日に固定したのだと思います。
お月見とお供え物の理由
収穫された農作物に感謝するための風習だそうです。
お月見をする際に、
- お団子
- すすき
を飾ると思うのですが、それぞれ意味があります。
お団子
月に似た形ものを食べることで、月からのエネルギーをもらうためです。
また、お団子に限らず、芋を丸く剥いて供える地域もあるそうです。
供える団子の数は、15個または12個が一般的です。
中国にも同じ風習があるのですが、お団子では無く、月餅という菓子を食べるそうです。
すすき
お月見の時期は、これから稲刈りを行うタイミングであるため、
すすきを稲穂に見立てて豊作を祈る意味があるそうです。
また、すすきの切り口が鋭いことから魔除けに意味もあるそうです。
お月見は2回ある
旧暦8月15日と旧暦9月13日(今年は10月29日)の2回あるそうです。
旧暦9月13日のお月見もやること、意味は同じなのです。
しかし、収穫できる作物が異なるので、それぞれに感謝するために設けられているそうです。
お月見を1回しか行わないことを、"片月見" と言い縁起が悪いとされています。
この記事読んだ方は、ぜひ10月29日もお月見をしてみてください。
最後に
今まで、お月見について調べることが無かったので、これらのことを思い浮かべながら月を見てみようと思います。
おわり。