税金って難しいわ。
副業を始めるにあたり、税金の勉強をしました。
税金の本にしては珍しく、漫画で描かれており非常に分かりやすかったです。
この記事では、勉強した内容の復習として
- フリーランス、副業に関わってくる税金って何?
- 確定申告って具体的に何をするの?
- サラリーマンに、確定申告は関係無いでしょ?
って疑問に対する答えを記載しておきます。
同じ疑問をお持ちの方は、読んでみてください。
確定申告って何?
確定申告って言葉は聞きますが、何するのかよく分からないですよね。
ましてや、サラリーマンであれば基本的に関係ありませんし。
確定申告は、フリーランス、副業をやっている方には重要な手続きで、
簡単に説明すると、自力で行う年末調整です。
年末調整では、
- 1年間の収入額
- 天引きされた税金
- 生命保険料控除などの控除があるか
を確認をしていると思います。
上記の金額から所得税と住民税を計算して、会社が従業員分をまとめて納めます。
確定申告は、これらの作業を自分で行います。
確定申告の具体的な作業は、以下の通りです。
- 1年間の売上から経費(売上のために使ったお金)を差し引いて所得(利益)を計算
- 計算した所得を税務署に報告し、所得に応じた税金を納める
サラリーマンであれば税金の計算は会社が行うので、確定申告をすることになると面倒臭いと思うのは当然です。
ですが、税の申告をしないと犯罪です。
また、面倒臭い手続きの代わりに、サラリーマンにはない税金のメリットを得ることができます。
詳しくは、次の見出しで説明します。
経費って何?
経費とは、売上のために使ったお金のことです。
具体的には、
- 商品の仕入れ金
- 仕事で使う用品(PC、筆記用具)の購入・修理費
- 電気代・オフィスの賃料
などが該当します。
税金は、利益(売上 - 経費)をもとに金額が決まるので、利益が小さいほど税金が少なくなります。
"経費にするから領収書はとっておいて"は、経費の金額を上げて税金を少なくするために言われているんですね。
サラリーマンの場合は、確定申告しても経費が、ほとんど認められません。
しかし、フリーランス・副業であれば、仕事で利用した分であれば経費として扱うことができます。
仮に、自宅で仕事をしている場合は、仕事で利用した水光熱費・家賃の一部を経費として申告することができます。
税金が引かれる前に、水光熱費・家賃の一部を払うことで手元に残るお金が増えるのが確定申告のメリットです。
(かといって、過剰に経費を申告すると税務署から怪しまれるので適切な金額にしましょう。)
サラリーマンでも確定申告の恩恵を受けるためには?
サラリーマンで一部ですが確定申告の恩恵を受けることができます。
代表的なのは以下の2つです。
- 寄付金控除
- 医療費控除
寄付金控除は、ふるさと納税が有名ですね。
2000円自己負担することで、全国各地の自治体の返礼品が貰える制度です。
私は、働き始めてから欠かさず利用しており、毎年お米をもらっています。
そのおかげで、半年分はお米を購入しないで済んでいます。
医療費控除とは、自分や家族の医療費を10万円以上支払った場合に利用できます。
医療費控除の対象となる費用は、
- 病気の治療・入院費
- リハビリ・マッサージ費
- 指定の市販薬の購入費
などになります。
1人暮らしだと厳しいかもしれませんが、もし事故・病気などで入院してしまった際には利用してみてください。
税金について知ることは大変ですが、その分メリットもあるので勉強していきたいですね。
おわり。